「クリムゾン・タイド」 監督 トニー・スコット 脚本 マイケル・シファー キャスト デンゼル・ワシントン  ジーン・ハックマン  FFビデオ制作

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ロシアの過激な国粋主義者が軍の反乱派勢力と結託し、シベリアの核ミサイル基地を占拠した。アメリカと日本が核攻撃の危機にさらされ、米海軍の原潜アラバマに出撃命令が下った。歴戦の叩き上げのフランク・ラムジー艦長(ジーン・ハックマン)と、ハーバード大卒のエリートであるロン・ハンター副官(デンゼル・ワシントン)は、核に対する思想で真っ向から対立する。目的海域に達し、敵潜水艦の影を捉えたアラバマは臨戦体制に突入。ペンタゴン(米国防総省)からの通信が入ったその時、敵の魚雷攻撃が艦をかすめて爆発した。通信は途中で途切れ、ミサイルの発射か中止か、はっきりしない。即時攻撃を主張するラムジーに対し、ハンターは命令の再確認を強く求める。

確かにあり得る話で、恐怖感はあります。コンピュータ関係の仕事と同じで必ず事実を確認して対応する、想像では対応しないと似ています。核戦争の引き金ということで慎重になりますね。しかし、命令が出た以上は速攻というのも正解です。

途中で通信が途切れてしまったので確認するわけですが、結論から言えば、先攻にしろ後攻にしろ核戦争になれば双方崩壊するわけですから、命令の確認という方法が正解であったと思います。

ラストで核ミサイル発射について直接詫びるのではなく、劇中で出てきた競馬の馬の出産地に掛けて、自分が間違っていたというセリフが決まっています。

この映画は各核保有国の軍隊内部規則を見直すきっかけを作り、より安全な側に判断するよう、セーフティネットの役割を果たしていると思います。核戦争をテーマにした地球を救うほどの素晴らしい映画です。

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