「神童」 監督: 萩生田宏治 キャスト 成海璃子、松山ケンイチ FFビデオ制作

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心のとびらを開けたら、そこには眩しい音があった。 ひとりでピアノと向き合ってきた孤高の天才少女・うたが、 落ちこぼれの音大受験生・ワオと出会い、 音楽の真のよろこび、人とのつながりのあたたかさに目覚めていく姿を描く、 魂をふるわせる珠玉の一編。

14歳の大女優・成海璃子の清々しい演技。 今最も注目を集める松山ケンイチの、心くすぐる朴訥ぶり。 主人公うたに扮するのは、ドラマ「瑠璃の島」や「1リットルの涙」などで圧倒的な存在感を放ち、"神童"と称された成海璃子。本作では音楽と一体化してい く天才ピアニスト役を清洌に演じ切り、堂々の映画初主演を果たしました。彼女自身も幼少時からビアノを習っており、その流れるような鍵盤さばきは必見。キャストには貫地谷しほり、柄本明、吉田日出子、手 塚理美、甲本雅裕、串田和美、西島秀俊が結集。

スクリーンいっぱいに広がるクラシックの魅力。 ジャンルを越えた才能の幸せな出会い。 日本初の本格クラシック映画にふさわしく、国際舞台で活躍するクラシック界の新鋭たちが参加しているのも本作の見どころ、聴きどころのひとつ。マリア・カ ナルス国際音楽コンクール第1位ほか数多くの人賞歴を誇る三浦友理枝や、05年の日本ショパン協会主催・ショパンコンクール第1位の清塚信也が映画初出演 し、超一級の演奏を披露します。 さらに、わずか5歳でウィーン国立音楽大学予備科に入学した94年生まれの世界の"神童"和久井冬麦が、全編にピュアな音を。

クラシック漫画の金字塔に、俊英スタッフが挑む。 繊細な演出が生み出すさわやかな感動。 原作はさそうあきらの傑作漫画『神童』。98年の発売以来、漫画ファンのみならずクラシック・ファンからも熱烈な支持を集めているロングセラー。 監督は『帰郷』で人と人との確かなつながりをやさしく誠実に描き、国内外で高く評価された俊英・萩生田宏治。脚本に『リンダ リンダ リンダ』の向井康介 を迎え、ともに丹念なリサーチを重ねてクラシックの空気を取り込みながら、思春期のもとかしくもかけがえのない時間を丁寧に紡ぎ出しました。 流麗なカメラワークは『リンダ リンダ リンダ』の池内義浩によるもの。美術は『CASSHERN』の林田裕至。敷居の高いイメージで括られがちなクラ シック音楽の世界を、日常生活の中に溶けこませ、より身近で親しみやすいものに。

カメラアングルに面白いものがありました。ストーリーを追いかけるのが精いっぱいでしたが、ピアノの音色が美しく楽しめました。

萩生田監督の演出は丁寧に行われるようです。シナリオに合わせて演技をしていく中で工夫して心情の変化を映像で表現していく、キャスト個人と登場人物一人ずつの個性と歴史をたどり、どのような心情で場面に登場しているのかを掘り下げていくと、立ち位置や相手との掛け合い、場面の雰囲気で次第にシナリオの空気感が演技から伝わるようになります。

好きな監督です。監督の映画のキャストには西島秀俊が何本も登場しています。そんな味のある雰囲気の作品創りですね。

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