「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」 脚本、監督 ロバート・ロドリゲス キャスト アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ジョニー・デップ  FFビデオ制作

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ラテン風味のガンアクションムービー『デスペラード』の続編。監督も主要キャストも共通だが、アクの強い新登場のキャラクターが続々と登場する。カッコは良いが、どう考えても理にかなっていないポーズで撃ちまくるバンデラスの魅力は健在。どんな態勢からだろうが、彼の弾丸は百発百中で敵を貫く。逆に、ザコが何千発彼に銃撃を行おうが、弾はすべて彼をよけてゆく。そんな滑稽かつ痛快なガンアクション。

ヒロインのサルマ・ハエックは、相変わらずのトランジスタ・グラマー(死語)ぶりを見せ付けるヘソ出しの服でアクションを決める。大人気のジョニー・デップは完全に主演扱いで、劇中でも最高の見せ場を用意され、スクリーンから飛び出そうなほどの、お顔の超アップショットで女性ファンをウットリさせる。”過去の人”と思われていたミッキー・ロークさえもおいしい役を与えられ、その存在感を光らせる。

ピストルの音が太くて甲高い金属音がない。撃ちまくるから音質を考慮しているのか。

ピストルの早打ちは相手と同じアクションだと遅れるから想定外の最短アクションで撃つ。たとえば体の向きを変えないで背後から撃つ。義手をいつも持っていて両手が空いていると見せて、本物の手で既にピストルを構えていて速射。スピード感を出す工夫が見てとれます。何事も人より早い仕事ですかね。それが命を守る唯一の方法とは現実的。

アントニオ・バンデラスは怪傑ソ゜ロとよく似たストーリーとアクション。撃つ弾は全部命中。少し笑えます。

サルマ・ハエックは素敵な女優で文句なし。いや世の男性の好みのタイプ。ジョニー・ディップは文句なしの存在感。両目をくりぬかれて痛いはずなのに歩けるのかな、それでも相手を仕留める。気楽に楽しめる作品です。

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