「リンカーン/秘密の書」 監督 ティムール・ベクマンベトフ キャスト ベンジャミン・ウォーカー  メアリー・エリザベス・ウィンステッド  FFビデオ制作   

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リンカーン秘密の書枠.jpg第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンがバンパイアハンターとなり戦う姿を描いた3Dアクション。監督は「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ、製作にティム・バートン。まだ少年だったリンカーンは母親をバンパイアに殺され、復讐を遂げるため戦いの術を学びはじめる。やがて成長したリンカーンは、奴隷制度を隠れ蓑に“食事”を手に入れるバンパイアと、それを利用して金儲けを企む政治家たちの姿を目の当たりにし、昼は政治家として奴隷解放を訴え、夜は斧を手にしたハンターとしてバンパイアと戦うようになる。

ヒロインは余りにも美しい。メアリー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と恋に落ちるリンカーン。映画のヒロインは誰もがヒロインだとわかるくらい脇役と差別化することの大切さを感じました。ヒロインをキャスティングしたら、脇役は落差をつけて選ぶ。大切なことを学びました。

歴史上の人物の物語を脚色して秘密を持たせる手法も参考になります。ジキルとハイドのように表と裏があると楽しめますから。薬を飲むと変身するとか、夜になると変身するとか。水をかけると男性から女性に変わるランマ1/2とか。そこはいろいろ考え付きます。しかし、お酒を飲みすぎると赤おにになるのは沢山いますから駄目ですけど。

日本でも戦国武将をモデルにすれば楽しめますね。現代の政界、財界の有名人も面白い。

もう一点、リンカーンは友達などの身近な人で大統領の側近を固めていますよね。これは今でもいえると思います。気心を知っていて信頼できる。いくら優秀な人材でも絶対の信頼が置けないと側近には使えません。人間はお金ですぐに買収されてしまう人が多いですから。裏切らないのが一番ですね。昔も今も。

リンカーンがピストルの時代に銀の斧でバンパイヤを退治するのはいかがなものか。ピストルに銀の玉を詰めて戦えばいいものを。アクション的に斧の方が武術的な華麗な映像になるからかもしれません。敵味方入り乱れる賑やかな映像になりますから。斧には拳銃も仕込んでありますが、最後に普通の斧の棒としてへし折られてしまいましたね。拳銃が仕込んであれば鉄なので折れないと思いますが。

ヴァンパイヤはどうして人間の血を飲むと超能力を維持できるのでしょうか? ポパイはホウレンソウなのに。人間の生命を維持している最も大切なものを吸収することでその人の生命力を取り込むということなのかもしれません。

私も思い付きますが、ここには書きません。自分の脚本のアイデアにしなければなりませんから。

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