このシーンの台詞、今の日本が隣国の軍事リスクに対する日本の軍備拡張に例えていますよね。
昔は極端で思想的には真っ赤っかの台詞ばかりでしたが、今は穏やかに諭すような言葉になっています。世界情勢もこのように単純に行けばいいのですが。建て前は確かにそうでしょうね。
しかし、人口が爆発していて帝国主義でどんどん領地を拡大するしか生きる道がない、軍部が暴走している、今ある資源や領地では経済的に成り立たないからこそ拡大している場合は当てはまらなくなりますから、ピストルも手放せないですね。その国の課題解決には他に方法がなく領地拡張は正義なのですから。
建て前は台詞の通りですが、本音は決して気を許さない。そんな生き方をしないと異民族の侵攻リスクに備えることは難しいのかもしれません。
しかし、朝ドラでさりげなく平和思想を入れ込んでくるなくてやりますね。
今回の朝ドラは、毎日二回見て楽しんでいますが、いいですね。東京でもマンションの奥様達がいいねと話していますし、悪評は聞けませんね。この高い評価は前作の深い谷のお陰ということを忘れてはいけません。物事は比較のトリックなのですから。だから前作の位置づけはとても大切だと思います。プロデューサーの見事なまでの作品レベルコントロールに乗せられています。
今までで、台詞ミスは1文字で1回だけでした。字幕を表示して台詞一言一言まで見ていますから。毎日が楽しく過ごせる朝ドラこそ本来の姿ですね。それにしても波瑠さんの横顔が北川景子さんの若き日の時代劇「はなのあと」と良く似ていて素敵ですね。
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