凄いね、介護とは「汚物処理」、不正企業は潰せとはさすが曽野綾子さん FFビデオ制作 

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介護のことは他人事ではありません。87歳のお袋がいますし、自分も予備員ですから。

私は、自分の天寿は子供が全員就職したとき、次は孫ができた時と考えています。既に就職していますので私は天寿ということになります。いつ死んでもかまわない。だから1カ月以上寝たきりになったら医療行為を止めて自然死を迎えさせてほしいと考えています。

動けなくなった時も天寿の一つ、自分で下の世話をできなくなった時も天寿。こう考えるといくつもの天寿を乗り越えて人は生きていくことが分かります。人それぞれの考えがありますからそれでいいのですが、私は自分の天寿のタイミングを逃さないようにしたいと考えることがあります。人としての、親としての尊厳が消えているのに生きているのは辛いからです。そのためには思い残すことがないよう精いっぱい生きておくことが大切になります。

北海道の鮭は産卵し受精した時が天寿で直ぐに死ぬ。その身体を腐乱させて子供の餌にするというのですからすざまじい生物です。もともと生物は子孫を残せば天寿、生物学的には遺伝子の乗り物が人間の体という考え方もありますから、命を繋いだらいつ死んでもいいのです。

生物である以上次の世代に命を繋ぐことが最優先ですら、若い人が老人を助けるために命を落とすようなことはできれば避けたいと思いますね。人は平等という中にも命には暗黙の優先順位があると思います。

老人はいつまでも自分にできることはやってもらう方が痴呆にならないそうで、私も87歳のお袋がいますから分かります。人は自分で生活するととてもしっかりします。だって誰もいないのですから痴呆などになる暇がありません。朝は早起き、朝ドラを見てから散歩、掃除、洗濯、料理、趣味、畑の野菜作りと一日働きっぱなしですから。そして夕方には風呂焚き。ボケないのが一番です。

また、当節の若者たちデモに行く前に親や隣人、親戚の面倒を見なさい。奉仕とは「排泄物の世話」だと言いきる切れ味、そうかもしれません。

そして、道義心を無くした企業、日本人の未来を傷つけた不正企業は国賊だから潰せとは。知り合いの子供が行っているので私はそんなこと言えません。

いつも小気味の良い曽野綾子さんのエッセイ、今回もいただきました。

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