凄いね、道交法違反過失致傷罪はとても厳しい裁判、運転と事故後の対応に完ぺきを求められます FFビデオ制作

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霞ヶ関駅動画には東京地方裁判所がつきもの。

写真のランチを取った後は交通事故運転過失傷害裁判。

会社員35歳が会社の車で帰宅、エアコンの操作をしていて赤信号見落とし、自転車の24歳をはねて頭を打って300日のリハビリ、回復しても2級障害者。

被告は会社員でうっかり前方不注意。通勤道路、10秒前方不注意。どうも他の理由を隠している疑いも。

被害者は東海の病院で手術、リハビリ。後遺症が残るから辛い。家族が遠隔地から毎日見舞いに行く交通費が保険から支払われない。24時間介護だと見舞の交通費は保険からは出ない。加害者に財産は無いので長く続く交通費は負担できない。これが問題になり検察や裁判官から徹底追及。被害者のことを考えていないと。これは加害者のせいで起きたことと言われて。とても気の毒。

加害者は意気消沈していて声が小さく、声が聴こえないと裁判官から注意。

交通事故は現代科学のシンボル自動車の弱点。科学は100%の安全が無くても残りの数%は法令や自己努力で対策する。そうして新しい科学技術を利用していくのが人類。原発も同様ですが、自動車は原発よりも死亡者が多い。人は軽い気持ちで免許をとり、運転する。しかし、交通事故で人を殺すと厳罰、人を障害者にしても厳罰。科学技術の進歩のために数%の事故には目をつぶるのが人類なのに。

でも、事故を起こすと裁判はとても厳しい。殺人犯なのです。首を絞めたり、包丁で刺したり、同様なのです。どうして科学技術のウイークポイントなのにこんなに厳しいのか。承知の上で危険な乗り物を認可しているのに。自動車の免許交付、自動車購入のタイミングでは人は95%の安全を確保して運転できるイメージですが、事故を起こすと100%の安全が求められます。この5%は人が運転する以上安全を確保できないと知っていながら、裁判の法廷では100%の安全を求められるのです。

事故後の対応も普通の人は慣れていないから保険屋さんに投げます。しかし、法廷では加害者は丸投げして済むと思っているのかとか、手続きも分からないことを知りながら責め立てられます。自動車運転には安全上の矛盾があることを承知の上で、命がけで運転しなければならないのです。軽く見ていると泣きを見ます。

裁判では自動車のヘッドライトの前に人を刺す刃渡り30㎝の出刃包丁が突きだしている殺人マシンを運転していたのにどうして違反をしたのかという論点で追及されます。

甘い宣伝で購入した自動車の正体は事故を起こすと分かります。交通事故を減らすなら道路交通法違反過失致傷罪の裁判を傍聴させるのが一番でしょうね。被害者が死んでおらず障害が残りますから加害者はとことん追求されて身も心も疲れ果てます。これが自動車事故なのかと頭に焼きつき脇見や違反は自分の命取りだと分かります。

裁判官は被害者への思いやりを保険屋に丸投げすると裁判官の心証が悪くなる。直接言われるのですから参りますね。保険屋の行動を全て管理する責任がある。被害者が困っていることが無いか調べて行動しているか。加害者は神様のように動かなければならないのです。自動車社会の闇はブラックホールです。保険に入っていても刑罰を受けますし、精神的に痛めつけられます。

人は口では何でも言える。人は行動で判断されること。裁判官も行動だけを見ているようで人の考えは行動で判断されることを自覚しました。

自動車保険選びは掛け金額だけではなく今までの付き合いなど加味して契約しないと思わぬ事故後のトラブルも。示談できないのも困ります。加害者、被害者ともに弁護士を立てて保険屋入れて示談した方が早くまとまるとか。知らないことばかりの交通事故裁判です。

保険屋は自転車の側にも過失があったのではないかと疑っているから対応が遅い、見舞いに一度しか行かないのではないかという話も出て、とてもややこしい。その責任を全部加害者のせいにされるのですからとても気の毒。

原発も自動車もとても社会の役に立つものですが、事故が起こると大変です。社会には思いがけないところに落とし穴があります。法律や規則は押しつけでは無くて私達の代表が作った私達の社会の約束事ですからキチンと守るようにしたいものです。そうすれば落とし穴も回避できます。セカンドライフになるとそういうことがやっと見えてきますね。

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