凄いね、バイクは交通事故裁判で恐ろしい悪魔に変身します FFビデオ制作

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東京地方裁判所の業務上過失致死裁判。

自動車がコンビニに入ろうとして左折、指示器は13m手前から出した。左折時にバイクと衝突してバイクの男性死亡。

被告は毎日コンビニによってコーヒーを飲んでいた。

被害者のバイクは50キロで走行、過失割合が決まらないと保険屋は動けない。

原因は自動車の被告が左折指示器を30メートル手前から出すところ、13メートル手前の違反。左折の前にキープレフトしてバイクが左に入らないようにしなかった。これでバイクの男性が亡くなった。

被告は40年間まじめに働いていたが、事故で夜も眠れなくなっている。加害者の両親は息子は二度と戻らない。適切な処罰をと言っている。

被告は反省文を出し、妻は上申書を出している。妻は証人として夫の状況を証言。被告は60歳前で以前の交通事故被害で歩行に支障が出ている。

被告はうなだれてただ謝るばかり。被告はゴールド免許、免許停止になり二度と免許は取らないと言ってる。今は自転車に乗っている。仕事が手につかない。父親の死亡と重なり精神的に打撃が大きい。

検察の求刑は、真面目で40年も勤めあげた被告に対して、何と「禁固1年6カ月」の厳罰でした。懲役ではなく禁固刑なんて重すぎますよね。バイクは鎧も付けずに兜だけつけて交通戦争に行く。自動車は鎧と兜をつけて完全武装で交通戦争に行く。にもかかわらず亡くなれば鎧を着けていてもいなくても同じに扱う。可笑しいでしょう。鎧をつけていなければ死ぬ確率は相当高まるはず。でも検察には逆らえずそのまま判決に繋がっていきます。どうです、バイクは恐ろしいでしょう。検察は判例に基づいて求刑するだけですから治るとは思えません。

私は、自動車社会は人間が運転する以上事故はつきものであり、被害は保険で保証して自動車社会を推進してきたと聞いています。しかし、交通事故の裁判では被告のドライバーに100%の安全運転を求め、細かな違反も全部取り上げて厳罰を求刑するのです。ミスを犯すのが当たり前の人間に対して完ぺきを求めるのが検察です。法律が事故をゼロにするためにそうなっているということです。

交通事故は車に乗る以上明日は我が身なのに、裁判では完璧を被告に求めるという矛盾を知っておくべきです。自動車が無いと生活できない地域の人は特に注意ですね。

交通法規は100%遵守が裁判の基本です。法規を甘く見て運転して事故を起こして相手を死なせてはじめて分かるのでは遅いのです。

また、バイクに乗ると言うのは事故を起こせば死ぬと言うことが前提です。承知で乗っているはず。そのスリルがバイク魅力だと聞いています。にもかかわらず、被害に合うとバイクの弱点には触れません。加害者となる車のドライバーを吊るしあげるだけです。

だから、自動車から見たバイクは悪魔の化身と考えないとひどい目に合います。後ろを走っていたら左右のどちらから抜いていくかもわかりませんが、事故で相手を死亡させたら禁固刑を求刑されるのです。初犯で足の悪い高齢者に禁固刑ですよ。ゴールド免許なんて関係ありませんね。

バイクが近づいてきたら死神だと考えて気をつけたいものです。

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