凄いね、海外ドラマを沢山見るのは脚本執筆のために切ない男女関係の妙を理解するため?  FFビデオ制作

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海外ドラマにはまるとどんどん深みにはまります。81話を一気に見ましたね。必ず字幕で見ますからいつかは英語もできるようになることを期待して。

今回の「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」にどうしてはまるのかを考えてみると、今まで嵌った作品と併せて考えたら女優に共通点がある事に気づきました。脚本の面白さにひかれるとともに女優に惹かれていたのです。好みのタイプと言うことです。

そして作品を通して長いサラリーマン時代に出会っていた女性たちの中に良く似たタイプがいた事に気づく訳です。自分の好みのタイプはこれなんだと今頃気づいても既に遅い訳ですが。自分の好みを知.ることとなります。

すると、考えてみるとそれなりに気が合っていた事も思い出しますが、やはり遥か昔の事で今頃当時の「言葉」を思い出してどうして気付かなかったのかなどと悔やみながらタイプの女優の出演するドラマを楽しむ訳です。相手も多少は気があったらしいのに、無視してしまったとか。こちらの思いは全く伝わらなかったとか。夫婦の関係とか。色々考えるきっかけになります。

人生は人それぞれですが、男女にかかわらず気が合った人、お互いの思いやりの気持ちが通じ合った事、通じ合わなかった事、水と油だった事、日々の忙しさにかまけて相手の事など思いやらなかった事。そんな事を思い出しながら海外ドラマは楽しむものなんですね。

海外ドラマは実によく脚本が練られていて、否定しあうがとても愛し合ってている男女関係、緊張感や、仲間たちとの一体感、家族の愛情、親子愛などをうまく取り入れて飽きさせません。

特に男女の愛情表現については、付かず離れず、恋敵が何度も現れ、最後は分かれて、観客を騙し、でも殺されるときに助けを求めたのは彼の名前。告白は思いがけない演出が大切。そしてついにベケットからキャッスルへ愛の告白。男女の気持ちをうまく繋いでいき、観客をハラハラさせて、焦らせて燃え上がらせる脚本は本当に素晴らしいです。

並行した出来事で本編のストーリーを語らせる画面切り替え、同類のカットでの画面繋ぎの巧みさ、ラストはSEXシーンではなくお互いの指をからめて手を繋ぐことで気持ちと身体の一体化そして、手をつないで歩きだし次シーズンへの繋ぎ、とても丁寧な作り込み。ここに観客をひきつけて放さないポイントがありますね。

画面のカラーリングもとても美しく、主役、脇役の衣裳も気が配られています。そして描く世界観はやや上流家庭の生活。私はここがポイントだと思っています。誰も貧乏な世界など現実の世界で十分ですから見たくありません。憧れの生活の中に住んでいるような錯覚で自分を癒すのです。

そして、男女の愛情と信頼関係は別物として存在する事を理解できます。この二つを混同するのではなく別物として描くことで人間味や人生の味わいを表現できますね。

また、男は甲斐性が無いと楽しい人生が送れない事も描かれています。女性は自由を求める生き物ですから自由を生み出すお金はとても大切です。愛情や楽しい時間は自由と言うソファーの上で繰り広げられるのですから。女性は確実に甲斐性のある男性を選びますね。キャッスルは40歳代の子持ちのおっさんですがベストセラー作家で億万長者。20歳代の魅力的なイケメンに負ける訳がありません。キャッスルのように甲斐性のある男になりたいものです。人生が変わるでしょうね。

ドラマに登場する組織ランクに合わせて女優のランクもあげていくなんてオーディションが楽しみな事。そんな脚本がいいですね。

沢山作品を見ると海外ドラマの共通点も分かってきます。職場の緊張感と恋愛と家族愛を並行して進めていきます。脚本や映像のコツをつかむかまで海外ドラマは見続けなくてはなりません。 

すでに類似大ヒットドラマとの脚本構成の共通性に気づいていますけど。世界観を変えてありますが基本ストーリー構成はとてもよく似ていますね。

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