凄いね、明治の日本の象徴迎賓館は洋風と和風の無理やり混合デザイン FFビデオ制作

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迎賓館全景DSC01093のコピー.jpg

鎧DSC01080のコピー.jpg鳥と葵DSC01077のコピー.jpg菊DSC01097のコピー.jpg

四ツ谷駅取材で迎賓館一般公開に行ってきました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%8E%E8%B3%93%E9%A4%A8

内部の見学は二回目ですが、正面の建物デザインは、日本が独自の文化を守りながらの西洋化と富国強兵に突き進んでいた時代を象徴して、天皇を『武勲の者』という印象を表現するために、正面玄関の屋根飾りや内装の模様などに武者の意匠があるなど、建物全体に西洋の宮殿建築に日本風の意匠が混じった装飾になっている。

と説明されていますが、とんでもないアンバランスです。ここまで西洋の文化を取り入れて日本の文化を最小限にしなければならなかった当時の日本の様子がうかがえます。日本文化を捨てて西洋文化を取り入れないと西洋の植民地にされてしまうと言う危機感が迎賓館に現れていると感じます。鎧武者は西洋に対する日本の戦う姿勢を象徴していると思います。そして戦うことに。

葵の御紋は徳川家の屋敷跡に迎賓館を建てたから付けているのでしょう。それにしても何とアンバランスな和洋混合デザインでしょう。

一回目の見学では和風をないがしろにした西洋風の迎賓館にただ怒りを感じました。日本の迎賓館ではないと。

しかし、二回目の見学では西洋の真似をして西洋に追いつき追い越そうとする日本の姿が色濃く現れている迎賓館に当時の日本の苦悩を感じずにはおれませんでした。そして、相手に追いつくにはまず真似ることからということも伝わりました。

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