ロケ隊の合宿所は月岡温泉のホテルでした。しかし、修学旅行コース部屋の素泊まり。
ホテルは必ず古くなってきますが、古くなればなったような営業があるものです。昔神戸に毎週出張していた時も宿泊手当を浮かすためにどんどんホテルのレベルを下げていき、飲み代を浮かしていました。
古いホテルは料金を下げますから価格競争力が上がります。後は最低限の設備を維持する。サービスとしてAVビデオの無料化、新聞の無料配布をつけるなどです。温泉をつけるところもあります。すると宿泊手当が定額のサラリーンはどんどん流れ込んできます。
商売というのは新しくても古くても工夫次第で集客していくということですね。
そして、玄関に止まっているロケバスでAさんと知り合っていろいろお話を聞いてとても参考になりました。体型も服装も写真のイメージとは正反対の驚き、そしてとても親切。初対面の人もその驚きから一気に仲良くなると言う工夫が素晴らしい。
ロケバスの運転は事前には食事は取らないことで眠たくならないそうです。居眠り運転防止は一番大切な事ですね。
いろんなロケ隊のいろんな人を見ていて、話題は尽きず素晴らしい人生。変わり者の私ととても気の合う人でしたね。人生は私達が知っているよりはるかにいろんな生き方があると感じました。世間が広くなるとそれだけ豊かな気持ちになります。
集合時間の厳守についても映画業界では一番大切な事。頼まれなくてもして欲しいと感じていることはすべてしてあげる。ロケバスにはロケ隊に必要な小道具が一式積み込んでありました。ドリンク、無線機とか交通整理の赤色棒も5本くらいありました。これはすぐに必要になりますね。特に夜間は光らないと使えませんから必需品です。ロケ隊のスタッフの心得も教わりました。人の役に立ってこその楽しい人生なんですね。
そして、有名な二時間ドラマを3日間で撮影する凄腕監督の技、本番のテイクをほとんど一発で撮り終える監督、リハーサルと本番の関係、作品を短期間に撮り終える方法など話を伺いました。
また、音の入れ方についても無線マイクやハリウッド作品の音のこと、映像については近景、中景、遠景の入れ方、複数人物の撮り方、更にアフレコのこと、いろいろ勉強になりました。自分の考えていることの裏付けが撮れたという感じです。
多くのことを学ばせていただいた新発田市の映画ロケ隊参加でした。やっぱりロケ隊は楽しいですね。
自主製作映画の依頼があればいつでもお問い合わせください。予算は200万円有れば俳優さんや女優さんを呼べます。先ずはお見積りをさせていただきます。
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