凄いね、6台のマルチカム編集をノートPCでこなすなんて FFビデオ制作

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6カメDSC_0448のコピー.jpg撮影が終わると一番にやることは忘れ物が無いか点検。イベントがはねると業者さんは競うように短時間で撤収しますから忘れ物が無いことを確認しています。それにしてもステージの照明さんは30から40本の大型ライトを天上からつりさげて外していますが、ロングラン公演ならいいのにといつも思います。ワンステージで膨大な数のライトを付けたり、外したりそれは大変な作業ですから。1ステージだけだととても効率が悪いですね。もったいないです。

事務所に戻るとまずは撮影データのバックアップを取ります。そしてPCへのデータ取り込みになります。とにかく当日か翌日一番が原則です。映画の撮影と同じです。

そして6台分の映像を確認、PCで編集に入ります。前段で各種調整、補正はもちろんのこと使いたい映像もメモしておきます。映像の完成イメージは事前にありますからそれに合わせた撮影映像がそろっているかの確認になります。

なにぶん6台ありますから問題が有った場合でも別の映像に差し替える事が出来るところが強みになります。例えばバッテリー切れ、人がカメラに当ってぶれた、スポットライトによる白飛び等が有ります。しかし、モニターでリハーサル映像を確認していますから大体全部使用できる映像になります。1台ずつのモニター確認こそマルチカム撮影のポイントですね。

6台でもEDIUS7.5ならノートPCでマルチカム編集できます。しかし、4Kが入ると突然重くなりますのでコマ落としで編集します。はじめはディスクトップを使用していましたが、移動の自由が有る17インチノートPCの編集がお気に入りです。

現行PCはWIN7でいきますのでWIN10のアップデートは断っています。色々調べた結果アップデートすると何らかの不具合に見舞われるからです。業務用に使用する場合は安定稼働第一ですからWIN7のままで使用します。三重も東京もWIN7です。

新規のパソコンからはWIN10になります。ただ、4K動画を編集する場合は高性能ディスクトップが必要になりますからノートだけという訳にはいきません。4Kはあらゆるものに金がかかります。データ破損して修復を業者さん依頼するとデータ量に元ずいて請求されますから10万円を軽く超えていきます。モニターも高価、カメラも高価、SDカードも128Gになり1万円以上、とにかく金食い虫の4Kです。

しかしながら、2Kの中に含めて使うとトリミングできますからとても貴重です。固定カメラでも人が扱っているようにズーム、パーンなど映像加工できます。まあ、4Kビデオは1台から2台という台数で十分かと思います。もう一台買うなら矢張り4Kかもしれません。

マルチカム編集は完成イメージ映像に合わせてカメラをセットして素材を集めてありますから、後は編集して映像を切り替えながら繋いでいきます。その後はカラコレなどのお化粧を施せば美しく仕上がると言う訳です。音はLINEで入れていますから美しく入っていますね。

お客様が次回も頼みたくなるようにマルチカム効果を入れながら仕上げていくことになります。

課題は、カメラ撮影と編集機能の練度を高めて機材の仕様いっぱいまでの性能を引き出せるように日々訓練することです。撮影と編集の練度が上がれば機材の価格以上の映像が作れるようになると考えています。

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