凄いね、両国駅観光案内動画取材で江戸の味「山くじら」を食べさせるお店を発見。 FFビデオ制作

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流石に東京です。「山くじら」を食べさせてくれるお店が有るとは。江戸時代は猪の事を「やまくじら」と言っていたようですね。

日本では、牛馬などの獣肉を食べることは長らくタブーとされてきました。

この【肉食禁忌】は、律令国家が仏教を国教としたためとする説が一般的です。
しかし、そう単純ではないとの説もあります。
それは、稲作との関係。
米の極端な尊重との裏腹な関係から、【肉食禁忌】は強まってきたのではとの考え方です。

しかし、江戸時代の後期に入ると滋養強壮食として、
猪(いのしし)や鹿(しか)を食べる習慣が生まれます。
(それまでも「薬食い」という口実のもとに
 山村に暮らす人々や将軍・大名達は獣肉を食べていましたが・・・。)
専門店も登場。
ですが、世間をはばかってか猪肉は山鯨(やまくじら)と隠語で呼ばれていました。
あくまで鯨だとしたのです。

この猪の白い脂肪に縁どられた赤い肉は、切り分けて皿に盛りつけると、
「牡丹(ぼたん)」の花のように見えることから、「牡丹」とも呼ばれていますね。
厳しい冬を乗り切るための栄養補給源として食べられていたようです。

 

看板によると鹿刺身しや狸汁も有るようです。三重県の鈴鹿から仕入れていますね。地元の公民館でいただくイノシシや鹿の焼き肉は伊勢の味ですね。三重スタジオの地区では老人が山中に猪の罠を仕掛けて毎日かかっていないか確認に行くことを日課にしている人もみえます。かかっていたら自分で腹を割いてさばくのですから大したものです。私では例え捕獲しても肉のさばき方が分かりません。

しかし、この店は肉を仕入れられなくなって昼は出していないと看板が出ていました。

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