凄いね、林道の補修で土嚢200袋を積み上げました。林道も設計性能を発揮させるには定期的な保守が欠かせません。 FFビデオ制作

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みんなが利用する林道補修は道が崩れてからでは遅いので、なんとかしろと言われたら治すしかありません。地区の役員ということもありコツコツとやることに。

前回の補修は土嚢100袋でしたが今度は場所が広くて土嚢は約200袋です。まだ完成ではありませんがほぼ出来上がっています。崩れたところには土を入れずに全部土嚢を積み上げて補修しています。だから見えないところにも土嚢を積みますので見えている数の倍は必要になります。

林業は植林してから伐採まで50年以上の期間があります。山に行くと子供の頃オヤジやおじいちゃんと一緒に植林したり雪で倒れた苗を直したことを思い出します。すごいのは山に入って作業をしていると昔の記憶がよみがえってオヤジやおじいちゃんが近くで働いているように感じるのです。隣にいるように感じます。これは山独特のことで、50年もの間木を伐採しないで育てるからだと思います。50年前の景色や地形が今もそのまま残っているからそこにおじいちゃんが腰掛けていたのですから、今もそれが感じられるのです。だから地区の林道補修でも近くに亡くなった家族がいるように感じて癒されるのだと思います。

映像の中でも思い出の品は安いものでもその人を思い出すきっかけですからとても大切にしているシーンがあります。それは亡くなっている人が瞬時に蘇る魔法の品だからですね。

林道補修していて思うのは当初の林道設計では水路を通って水が流れるようになっているわけですが、放置したまま何十年も経つと水路に土砂が蓄積してす水が流れなくなります。すると溢れて道路を流れて土手を崩していきます。それも放置していますから路肩が大きく崩れてしまいます。

補修して初めて水をコントロールすることの大切さが身にしみてきます。放置していたから土嚢300袋も土を入れて積み上げることに。

さらにもう一箇所崩れているので200袋追加になります。

それでも水をコントロールすること、どんなものでも新品のうちは設計性能を発揮しますが劣化してくるとどんどん性能が落ちます。今頃保守点検の必要性が理解できたというわけです。

体力が付くとともにいろんなことを考えさせてくれる林道補修工事です。林道補修は午前中だけです。午後は編集です。一日中林道補修する体力はありません。

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