凄いね、台風の後、山仕事に行ったら山林に倒木。山林が金を産まなくなって倒木を片づける人もいません。山は荒れ放題。 FFビデオ制作

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台風後の林道の写真からいろんな情報が得られます。

林道が舗装されているのは30年前に別荘地として分譲されていたから。道路の倒木は枯れ木ですからやまが放置されている証。

九州で豪雨の被害が出ていましたが、お見舞い申し上げます。三重県は幸い何事もなかったのですが、山林のあれた状態は日本全国同じだと思います。

山に人が入らなくなった原因の第一は材木を販売しても採算が取れなくなり、山を放置せざるを得なく社会になっていること。誰が悪いというのではなく、材木を販売して利益を出す工夫が足らない、太陽光パネルを設置したら良かったが植林してあるので伐採できなかった。植林していない崖や傾斜地に太陽光パネルを設置しようというアイデアが浮かばなかった。森林組合に伐採を依頼したら98%は手間賃、2%くらいしか売上金は残らないのが現実。だから誰も伐採しません。こんな林業にだれがしたのでしょう。

これは日ごろから山林で収入を上げるにはどうすればいいのかを考えていなかったから。

第二は社会が洋風化して木材建築が減ったこと。新国立競技場に木材が使われることはとても有難い。木材の良さが見直されることを期待。政府もそのことを念頭に判断したものと思います。

他にも紙の再生を進めて材木を切らないようにした、三重県のように捕獲した熊を山に放して危なくて人が入れないようにした等ありますが、お陰で杉の木が50年を超えても伐採しないので杉花粉が飛散、花粉症まで起こす羽目に。材木を伐採していた昔はなかった病気ですね。

山が荒れるのは人が入らないから、水の流れる川が整備されませんから大雨になると本来流れるべき川は流木や土砂でふさがれて、濁流は道路や川以外のところを流れます。川は何故か川に木が生えたまま放置されていて、浚渫は放棄されています。だから川は本来の水量は流せません。当然堤防から溢れます。どうして河川を管理する所は管理下の川を浚渫しないのかは分かりません。

今回の九州の被害は税金で復旧してあげるべきだと言われています。だって山林政策は所管官庁の林業政策の結果荒れてしまったこと。川の氾濫は所管官庁が川の浚渫管理を怠って川から水があふれた事。だから責任は国が取るべきだという意見も聞きます。マスコミが国の責任逃れのために「記録的大雨」だと報道しても関係ありません。マスコミなどが無責任なことを言っていても被災した人は助けないと。だから税金を投入して復旧しないと。山や河川の管理官庁はどのように責任を取られるのか注意していきたいものです。

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