三重スタジオの地区は山の中の部落です。ビルは一つもなくて田んぼと山ばかり景色です。
人がぼつぼつ減る代わりに鹿や猪が増えていますから、動物の個体数は増えているとも言えます。
畔の草はまだ枯れたままですが、そのうちにどんどん伸びだして手が付けられないほど伸びてきます。また、草刈りの日々が続くというわけです。私は、昨年草を刈りすぎて手がしびれたので今年はもう草刈は致しません。手のしびれも取れました。
田んぼも山林も先祖が残してくれたのに今では全く金を生まないとはなんとも情けない時代です。収入のない土地に対して固定資産税だけかけるのはおかしいと思う今日この頃です。行政が政策を誤ってこのようにしたのに固定資産税だけ取るというのは江戸時代の「お代官さま」の厳しい年貢取り立てと同じです。行政側は税制に基づいて仕事をしているだけというでしょうから罪悪感はありません。税をなくすと仕事がなくなるのでなくさないのが役人です。わずかな金額でも取る以上収納事務が発生しますからね。泣くのはいつも我々農民です。「農協月へ行く」という本が出たころが頂点だったんですね。
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