「誰も守ってくれない」 監督、脚本 君塚良一、キャスト 佐藤浩市 志田未来、 FFビデオ制作

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殺人事件の被疑者家族として言われのない社会的制裁を受ける15歳の少女(志田未来)と、彼女の保護を命じられた中年刑事(佐藤浩市)の逃避行をドキュメンタリータッチで描いた社会派サスペンスドラマ。監督・脚本は君塚良一。第32回モントリオール世界映画祭では最優秀脚本賞を受賞。

代社会のマスコミ、web投稿の暴力性を描いた作品で、現実性が胸を打ちます。もし自分が殺人犯などの被疑者家族になったら、更にひどい扱いを受けるかもしれないという恐怖感があります。

マスコミは営利優先、webは趣味の暴走でとどまるところを知らない有様がよく描かれています。マスコミの営利優先は企業活動である以上仕方のない面がありますが、webの暴走は社会問題、取り締まる法律の整備と監視が必要であると思わせます。

素晴らしい脚本だと思います。

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