「レイン・フォール」 監督・脚本マックス・マニックス キャスト 椎名桔平 長谷川京子 ゲイリー・オールドマン FFビデオ制作

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日本映画初出演の英国名優ゲイリー・オールドマン

  

 ゲイリー・オールドマンはさすがの存在感

ある秘密をめぐり、暗殺者ジョン・レインの後を執拗に追い続けるCIA日本支局長ウィリアム・ホルツァーを演じるのは、「レオン」「ダークナイト」のゲイリー・オールドマン。狂気に満ちたエキセントリックな悪役をやらせたら随一の英国の実力派俳優が、待望の日本映画初出演を果たした。

クセのある役柄で知られる椎名桔平も、「独特の世界観、味を持った俳優であり、若いころから憧れていた」と語る存在。オールドマンの出演が作品に重厚さをもたらし、ホルツァー(CIA)とジョンの追跡劇にさらなる緊張感が増したのは言うまでもない。

確かに英語はネイティブを入れると雰囲気が全然違う。本当にリアリティが出ますね。

アングルが凝っていて手前に物を置いてぼかしています。いつも覗き見ているようなサスペンスの雰囲気が出ていました。音も重低音で丁寧な作り。シルエットアングル、ドリーを使った動くアングル。

逃げる時は警官を見てもサイレンを聞いても同じ速度で歩き続ける。の台詞がいい。パトカーの警察官は移動しながら不審者を見つけられると言います。人を見るポイントがあるそうです。いつも警官が来るとどんな顔をしているのか覗き込む私にはわかりませんが。

カラコレでたくさん加工されていますね。キャストの顔だけ明るくしたり、キャストの背景をぼかしたり。撮影時はピントが合っているのに編集で加工していますね。マスキングで。綺麗に処理されていましたが少し使いすぎではないかと。一般の人にはわからないでしょうからそれで観客の気を引くのですからいいのでしょう。

光源の光線は守るもののカラコレで顔に照明をあてたように明るくしていますね。手前に物を置いたカットはドリーでも使われていますね、いつも観客が覗いている感じに。

ただ一つUSBメモリーを机に放りだすのはいけません、衝撃に弱いですからもっと大切に扱わないと。大切な情報が読みだせなく成ります。女優を美しく撮影、カラーコレクションしているのに好感が持てます。女優を実物より美しく描けるかどうかが編集者の腕でもありますから。ラストシーンのバスに乗らないところも観客の期待を裏切っていいですね。そしてUSBメモリーを捨てる。国家機密を闇に葬る正義感。渡したUSBメモリーが偽物だと分かります。

JAZZライブもドリーで撮影するんですね。いつも固定カメラで撮影してるから、ライブはやはり撮影だけのためにやらないと感じよく撮影できませんね。ライブはどこも暗くて撮影しても綺麗には映りません。JAZZは最悪で暗いです。仕上げのイメージを描いて照明、撮影、そしてカラコレですね。

脚本も良くできていて、サスペンスもあり、英語のネイティブがどんどん場面をリードしていき、ラストもいい。大変参考になる素晴らしい映画でした。一気に最後まで見ました。途中で休み休み見る映画と違って本当に観客を引き込む作りでした。

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