凄いね、東証の「一人ひとりがニッポン経済」の意味  FFビデオ制作

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東証topixDSC_0538.jpg東証全景DSC_0550.jpg東証高校DSC_0537.jpg株式相場は証券会社はビジネス、企業は資金調達手段。しかし、個人にとっては投資から入り、そのうち投機に変わりのめり込みます。すると賭博場ともいえます。勝っている間に止めればいいものを、そこが博打の魔力でどんどん投資額を増やします。信用取引に手を出し、次は空売りまで始めます。空売りは胃が切りキリ痛むほどのリスクの刃の上を歩きますから、それはドキドキするようです。

空売りで確実に儲けるには「911」のような事件が起きることを事前に知っていて、大量の空売りを仕掛ける。その他の大規模事件を事前に知っていて空売りする。そのような情報を入手できるルートを持っている人であれば確実にもうかりますね。しかし、そのような情報を知らないで買っているとやられます。

バブル崩壊で暴落すると信用取引の担保になっている株式の価格が下がり担保不足になります。すると証券会社から連日担保不足の電話がかかります。そのうちに耐えきれなくなって担保の株を成り行きで売り払います。すると証券担保ローンが数百万円残ります。証券会社に行くと窓口の女の子がこう言います。元気出してください。他の人たちのローン残高はもうひと桁多いのですよ。あなたはそれに比べたら大したことないと思いませんか。とか言われて慰められます。悲しんでいいのか喜んでいいのか分からなくなり証券会社を後にしますが、証券担保ローンの借金だけはしっかり残ります。

このような賭博性ビジネスには一獲千金の魅力があります。写真にあるTOPIXの「一人ひとりがニッポン経済」と言う言葉は一人ひとりが投資して日本経済を支えると言う意味、だから負けてもいいのです。その金が日本経済を支えるのですから、株式投資は素晴らしいです。もっとも私は卒業しました。みなさんと同じように多額の授業料は既に払い終わりました。

女房から株式投資した金を定期貯金にしていたら今頃は安楽な生活ができたのにと何度も言われないように注意したいものです。良かれと思って始めた投資、夢を見た、車も買った。しかし、その後身ぐるみはがれる。定年になって考えてみると定期貯金にしておけば今頃は安泰だったかもしれませんが、人生の山あり谷ありどん底のスリルは味わえなかったでしょうね。

それにしても東京証券取引所は中学生のうちから見学させて株式投資に関心持つように洗脳を始めるなんてさすがですね。このモニターの前に並んで記念写真を撮らせていました。卒業アルバムに載せて社会に出たらきっと投資を始めることでしょう。

博打はこそこそ隠れてやると違法行為、しかし、大っぴらにやるとビジネスとはこれいかに。と言う人がいました。

映像の業界も見習って子供のうちから映像を残す、写真を残す大切さを教えるとか、映像制作の楽しさを教えるとかしていく必要がありますね。

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