凄いね、朝ドラの演出はとても分かりやすい? FFビデオ制作

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朝ドラの演出は映画の基本的な演出方法と共通でとても分かりやすいと好評だそうです。

人の顔の明暗は画面の人の心情を反映していて、暗い話、心配事、病気の話、ないしょ話は顔に影が入ります。想定外の炭鉱に行く話の場合は、背景から陽がこぼれて顔は暗くしてあります。これは猜疑心、心配、悪い知らせの時に使われます。新次郎が松蔵の話をあさに詫びる時、新次郎の顔は暗く、あさの顔は明るくきっちり双方の心情をライティングでコントロールしています。新次郎の後ろにライトを立てています。そうすることで新次郎の顔は陰になり、向かい合うあさの顔は明るくなります。私はライティングと心情の一致は基本だと考えていますので演出に対して納得感が有ります。

そして、二人の気持ちが通じ合った時は手を握り合うことで表現しています。あさと新次郎は仲がいい夫婦で事あるごとに良く手を繋いでいます。

雁介が炭鉱に行く前、うめに対して「主人に万一の事が有れば文で知らせて欲しい」と頼みます。これは相手を最も信頼しているという表現ですね。ここでは信頼と愛情ですね。

伏線となる話もキチンと入れられていて、将来その事が具現化していきます。

人生「9転び10起き」については、問題や不幸が有るからこそ人生を楽しめる。「何も悪いことのない人生なんてつまらない」と人生訓を入れます。確かに、山あり谷ありの人生の方が人にやさしくなるでしょうし、うまく行った時の感動も大きく感じることができます。脚本と言い演出と言い良くできている作品だと思います。毎日二回見る価値が有ります。

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