凄いね、東京拘置所はでっかい  FFビデオ制作

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綾瀬駅の取材で何と対岸の「東京拘置所」が見えていました。どのような受刑者が入所しているのかは分かりませんが、入らないようにしたいものです。

私たち一般人が有罪判決を受ける可能性があるのは、交通事故の前方不注意による交通事故。これは運転しながらワンセグTVは見ない。わき見運転しないにつきます。

もうひとつは高齢者になってから生活費に不自由して食べるものに困り窃盗を働く場合。裁判を傍聴していると窃盗を繰り返す高齢者が多いことに驚きます。セーフティネットの生活保護を受けない、保護施設を利用しない。自由に生活するにはやはり自分で稼ぐしかないと思うようです。しかし、高齢になると日雇い仕事も減ります。腹が減って我慢できなくなるとやはり窃盗に走ると言うのです。

裁判では、生活保護が受けられるのに受けないのは何故とか、窃盗を繰り返す人生でいいのかと20歳代の検察官にぼろ糞に言われます。確かに生活保護の制度は働けない人の最低生活を保障するものですから、何度役所にいやがらせされても申請すべきですね。

検察官が被告に話を聞くと役所から二週間後に来てくださいと言われるのだけど、腹が減って二週間も待てない。それなのに二週間後に来てくださいと突き放されると言っていました。だから窃盗するしかないのだと。この点は裁判官もそんなこともあるかもしれないが窃盗はよくないと言っていました。

保護施設は居心地が良くないと言います。窃盗を繰り返す人はあれやこれやと言い訳して、やはりまた繰り返すしかない道に追い込まれていきます。本人の気持ちが折れやすい性格のようです。何とかなる、行き当たりばったりでも生きていけると考える人種のようでした。こんな若い人は要注意ですね。

問題は、60歳を超えてからの生活費をどうするのか若いうちから考えておく必要があると思いました。ある被告いわく「生業」(暮らしを立てるための仕事)についておくべきだったと反省していました。アルバイト生活は若いうちは自由で元気で仕事もありますから楽しいのでしょうが、60歳を超えたときに蓄えがいくら必要なのか考えておくことだと思います。

そして、被告人の話で気になったのは窃盗を繰り返している被告人も生活保護、娘も離婚しており子供がいるが生活保護を受けているというのです。

そうです。「貧乏は遺伝する」という言葉がありますが、現実に出会いました。恐ろしいことだと思いました。自分の生活レベルや収入力が子供達に遺伝するなんて、恐ろしいことです。何とかして貧乏神には出て行ってもらわないといけません。

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