STAP細胞については人間の老化した細胞を再生してくれると言う夢物語の実現であり、その事件の経緯について知りたいのは当然と言えるものでしょう。「あの日」の購入は小保方さんへのカンパもできます。あれだけひどい目にあわされても立ち上がってくるところに研究者魂を感じます。
私なりの整理を書きます。
1.STAP細胞の有無は有るから事件になった。無ければ誰もつぶしにかからなかった。
2.笹井先生は「お隠れになった」という表現で書かれており、不審死と読者に伝えています。
小保方さんは論文の指導を受けていて文章表現の細かな点まで笹井先生の指導を受けていましたから、先生の言い回し、文章の癖を熟知していたはずです。だからワープロの遺書らしきものを見て直ぐに先生の書かれたものか否かは判断できたと思います。更にご遺体は検死解剖されていません。手が込んでいます。死亡の情報が前日死亡で公開されているなど矛盾点も有り、TVドラマ以下の偽装自殺事件だと言う人もいます。先生の死亡でSTAP細胞に幕が引かれたと考えるのが自然とも言われています。
3.小保方さんいじめをした人が実名で登場しているのは衝撃です。相当痛めつけられて許せなかったのだと思います。だってこの本は国会図書館に納本されて未来永劫残るのですから。末代までいじめた人の姓名が残ります。私なら、命まで奪われなかったのだからイニシャルに留めますね。
3.武田先生は何も権限のなかった無給研究者だった小保方さんの研究を取り上げて理研として特許申請、論文の責任は小保方さんに押し付け等とブログに書かれています。
4.STAP万能細胞はiPS細胞に比べて簡単に作ることができ、余りにも現代の生活環境を激変させる可能性が有り、医療関係の産業が立ちいかなくなる可能性が有ります。私が医療関係の会社に10兆円出資していたらどうしたでしょう。みすみす損をするようなことはしないですし、10万人以上の雇用も守らなくてはなりません。「ゴルゴ13」に始末を頼む決断をしたかもしれません。つまり、いくら人間の役に立つ発明や発見でも、世の中の産業構造を崩してしまうと失業者が溢れて世界中が混乱します。このためになかった事にする力が働くのはごく自然な事と言う人もいます。
例えば特定の病を治すとか、特定の臓器だけを再生できるのであれば既存産業にとって影響が限定的なので潰されなかったかもしれません。
次の本ではSTAP細胞の様な人類にとても役立つ発明が過去にいくつも潰されていると指摘しています。
「闇の支配者に握り潰された世界を救う技術」(ベンジャミン・フルフォード)
「ガンが完治する治療法、寿命を千歳まで延ばす技術、水で走る車、記憶力を飛躍的に高める薬、海水を真水に変える装置、地球上を瞬時に移動するマシン」こうした画期的な技術が、水面下ではとっくに開発されている。
では、なぜいっこうに実用化されないのか?
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20150118
問題は、STAP細胞のレシピをどこの組織が手に入れて再現できるようにして実用化し、閉じられた中で活用していくことになると言う点です。大手資本家は金に物を言わせて関係科学者を囲い込むでしょうね。すると、不老不死の人間が今後出現すると言うことになります。軍隊では負傷兵の身体をSTAP細胞で復元できますし、金持ちは大金により200年を超える命を生きるかもしれません。
私は、小保方さんは嘘は言っていないと思います。もっと周りに社会的影響の大きさに配慮する人がいればよかったと思います。
大切なことは、現在回っている世界の経済構造を壊してしまうほどの大発明は社会が受け入れられないので、影響を小さくする制限付きで世に出していく必要があると言うことではないでしょうか。
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