武田先生は日本文化のいいところをうまく説明しておられます。
欧米諸国の文化より優れていた日本文化を知ることで、日々の生活の精神基礎としたいと考えた次第です。優れていたと言う過去形は、今は欧米文化に汚染されてもはや消えかかっているということです。
「してはいけないことはしない」「相手の嫌がることはしない」という日本文化をもう一度定着させる事が出来たら住みよい日本になるかもしれません。いじめもなくさないと。
どうも私たちは欧米は何もかも進んでいて取り入れていくべきだと考えていましたが、欧米の方が優れた日本文化を取り入れるべきだったとは驚きです。武田先生の物事の本質を見抜く視点を学びたいものです。
撮影の場合も相手の嫌がるHDのバストアップ映像は撮らない。顔のあばたがはっきり映りますから。女優さんのように完璧なメイクをしている場合は別ですが。
音声については、何を言っているのか分かりにくい声はイコライザーやハイパスフィルターで声を聞きとれるようにする。
お客さんの立場に立って丁寧にマルチカメラ撮影、編集に心がけます。
そう言えば、今日の「あさが来た」で太陽の出ている戸外の映像が有り「あさや姉のはつの顔がガッツリ白飛び」していました。NHKは戸外では頬だけの白飛びならOKなんですね。
今まで戸外やスポットライトの白飛びは色彩のデータが無くなるので後で加工できないから厳禁と言われていました。そのために苦労して白飛びを防止していました。にもかかわらずNHKの朝ドラで白飛び映像を平気で流していたのです。顔の一部の白飛びは画面全体を暗くするより影響が小さいということですね。目から鱗です。
室内でも太陽光が窓から差し込むと被写体の顔の頬が真っ白になり白飛びします。人が並んでいると窓側二人は白飛びしますが、他の人は美しく映ります。白飛びを無視した映像の方が後の加工も少なくなりますからね。尤もバストアップなら白飛び面積が多くくなりますからダメですけど、引いて映していれば面積が限られますから平気です。
最近は納品映像でも一部の白飛びは無視していたので、それでいいのだとやっと納得がいきました。画面全体の明るさと発色を優先する方が綺麗な映像に仕上がりますから。SONYのFS100JKはピクチャープロファイルの切り替えでそれは美しく映りますから。高価な機材は使いこなしていくとこんなに高性能なんだと感心します。
コメントする