武者人形の虫干しは飾るに限ります。防虫剤入れるより毎年飾る方が確実ですね。
どうして百姓なのに武者人形を飾るのか。いわれは次の通りです。雛人形同様に余り飾り付けていませんから新品同様でしたね。女房の実家の両親にとても申し訳ない気持ちです。これからは子供を病気や事故から守れるように祈念して毎年飾るようにします。30歳超えましたけど子供はいつまでも子供です。昔の田舎の武者人形はやたら大きいですね。大きいと取り扱いが大変。
人形を飾っていたころは親孝行だったのに、小学校高学年以降ずっと今まで親不幸ばかり、たまに親親孝行ですね。
武将にとっての鎧や兜は、
自分の身を護るための大切な道具でした。
このことから、命を守る象徴と考えられ
男の子を事故や病気、災害などから守ってくれますように。
という願いを込めて、飾るようになりました。
ただ・・・
当時の庶民が本物の鎧・兜を持っているわけも無く
飾られていたものは、張子などの作り物でした。
宮中では素木(しらき)製の檜兜(ひのきかぶと)が飾られました。
身分の高低を問わず、外見を真似た作り物を飾ったのです。
これは、鎧・兜を武具としてではなく、
精神的な象徴としていたという現れでもあります。
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