年金についてはとても大切ですから、武田先生の解説を全部聞きました。
結論は年金給付は年金の原資は既に90兆円失われていますが、その分は今後の税金で賄われると給付試算通り支払われるが、税金が投入されないと破たんする。その判断は自分で行わなければならないと言うことでした。
厚生労働省の90兆円年金原資消滅責任問題は社会保険庁に責任を負わせて解散させて新しく年金機構を立ち上げて責任問題は消えてしまいました。頭のいい官僚には太刀打ちできません。元々年金制度は崩壊することが分かっていたと言うのですから恐れ入ります。
私たちは政府がどんな政策を取ろうが、とにかく自分の生計が立つように考えるしかありません。戦後家庭の家長制度が無くなって個人主義になり、子供が引退した親の面倒を見ると言うことが無くなっています。だから老人は年金に頼るしかありません。敗戦後は法律上家族と言う考えが消えていますから死ぬまで自立して生活していくしかないのです。
年金制度が将来崩壊して支給額が半額になるのなら早い支給開始にになりますし、制度は崩壊しないでそれなりに維持される。支給額はどう推移するのか。原資不足は税金で補てんされるのかどうか。それにより支給開始時期の繰り下げをするかどうかの重要判断をする訳ですから武田先生の客観的な情報が必要になります。
とても貴重な武田先生の情報でした。これを元に年金支給開始タイミングをじっくり考える事になります。難しいですねこれから先20年間の年金制度を見通すのですから。
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