凄いね、榊原温泉口駅は10両が止まれる長さの駅ホームが有ります。しかし、6両が最高の連結。 FFビデオ制作

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近鉄榊原温泉口駅は10両分の長いホームを持っています。当初の計画ではそれだけの乗降客を期待していたことがうかがえます。

10両分の乗客と言うと東京メトロの東西線が10両ですからどのような人の流れ、住宅、繁華街など少し考えればどのようになればいいのかが分かります。

三重県の近鉄沿線は過疎が進んで今では無人駅が点在しています。人口が減っている、自動車を利用するので電車に乗らないなど問題が山積していると思います。三重県は公共交通を基準に街づくりをしているとは言い難く、田んぼの真ん中に病院や大規模スーパーなどを作ってきましたから、鉄道を利用する人がいないのは仕方のないことです。

私は対策を考える立場にはありませんが、原因の一つは行政が公共交通を主体にしておらず自動車主体であるからだと思います。県民は県内の生活が主体で東京の生活経験者が少ないために生活環境の比較対象を持ち合わせていない。このために改善の必要性を感じません。こんなものだ。とても便利だ。住みやすいと考えていますね。私は東京の生活と比較しますから県内の生活環境はとても悲劇的だと感じています。

県庁所在地の津駅から100メートル以内の一戸建てに住んでいるのに自動車が無いと暮らせないと言うのです。これがどういうことなのか、東京と比較してどうなのか考えるべきですね。東京に住んでいないと比較できないのが辛いところです。

私は県庁の職員に東京都から2割位を毎年採用していけば段々生活環境を比較できるようになると考えていましたが、先行する青森県や富山市などのコンパクトシティがことごとく失敗していることを知り、県庁職員だけではなく県議会議員、県民も毎年2割位東京から入れていかないと到底多数にはならないと感じました。

http://www.tochikatsuyou.net/column/compact-city/

民主主義は多数決ですから東京の生活と比較できる人が県民の半数を超えない限り、今の生活環境は変えられないと感じています。多数決をとらないと何も決められないと言う民主主義の限界が大きく横たわっていると思います。一部の人が公共交通主体に切り替えようと提案しても多数決で否定されますね。今まで進めてきた便利な自動車主体社会は否定できませんから。

つまり、三重県の将来がどうなるのかは誰にもわかりませんが、子供の就職先はどうするべきなのかとても悩ましいところです。将来を見通して決めたいもの。見通せた人の家族だけが上手くいくのだと思います。東京の生活を知っている信頼できる第三者に相談することが必要かもしれません。

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