凄いね、朝ドラ「ひよっこ」で人参の皮の向き方が見習いコックとみね子では全く違う、仕事の練度が演出されていました。 FFビデオ制作

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NHK朝ドラ「ひよっこ」の演出はとても細かい部分まで行われていました。

人参の皮をピラーで剥いているのですが、コック見習いはピラーを動かさずに人参を動かしています。一方みね子は人参は動かさずピラーを動かしています。コック見習いはピラーの正しい使い方で剥いているのにみね子はひたすらピラーを縦に動かす素人むきなのです。アングルもそれが伝わるようにそれぞれ皮むきカットのアップを入れています。

へえーここまで細かく演出しているのかと感心。

すると、インディーズ映画の演出は若い監督が短い人生経験の知識を元にしているけどそれでいい作品ができるのだろうか?    リアリティーが生まれるのだろうかと思った次第です。

作品の内容やシーンにより変わるので一概には言えませんが、自分が監督をする場合はシーンについて詳しい専門家のアドバイスを受けることが大切だと感じました。

撮影に参加してもらえるならいた番いいのですが、無理なら脚本と絵コンテを見てこの部分に注意とか、熟練度を表現するのはこの点だとか、背景の美術に対するアドバイス、言葉や専門用語に対するアドバイス、職場の案息の作り方などについて意見交換することでシーンの品質がツーランクは上がると思います。

経験の浅い監督の演出は見た目と心情のつじつま合わせだけなのでリアリティーさに欠ける場合が少なくありません。

朝ドラを見て細かな演出、美術、カメラアングル、照明、心情表現を自分のものにしていきたいと考えています。

朝ドラは「連続テレビ小説」なので普通のドラマとは違うはず。つまり、小説なので台詞は少なくして演出で気持ちを表現する所が少なくない。だから、顔の動き、目の動き、照明による感情表現、間、演技による気持ちの表現を一つづつ発見しながら更に深い感動を味わえるように考えています。

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