急いで公開したものの見直し依頼がありましたので、きっちり見直しました。
動画のいいねカウントが多いのは評価が高い証、しかし、ダメダメカウントは問題があることを意味します。2件になったので課題解決をはかったというわけです。自分でも気づいていますから突かれるとチクリと痛いのです。
まあ、視聴カウントの数より動画品質の方がビデオ屋としては大切なので差し替えた方が枕を高くして寝られます。動画を見て仕事を頼むかどうか判断されますからね。
プロの先輩の言葉が頭に浮かんできて、言葉に従うようにしています。プロが映像を見る観点は決まっていますのでそれを満たすように編集します。先輩曰く、プロ好みの映像にしていると仕事が来るようになると。
だから公開動画は大切にしたいのです。
動画で怖いのは同じステージを10人以上が撮影して公開すること、たまにプロが撮影して動画を公開すること。同じステージを撮影していると完成動画を見れば一目で品質がわかります。プロは比較に耐えられる品質が求められます。お客さんはこれでいいよというものの二度と仕事が来ない業界です。
映像を見ていてこれなら頼みたいと思われるように、仕上げるにはどうしても繰り返して見直す必要があるため時間がかかります。日をまたぐと自分も別人になりますから、新たな課題が見え始めます。文章と同じで何度も推敲して仕上げていく感じですね。文章と動画はとてもよく似ていて、取材で新しいネタを仕入れないと評価が低い。初めて見ることだと評価が高い。エッセイと似ていますよね。
そのためには、ロケハン、機材準備、完成イメージ化、アングル、マルチカメラの分担、編集でどこまでカバーできるのか、機材の適材適所、音響、三脚、搬入、撮影、撤収、データバックアップ、編集、整音,仕上げと多くの工程がありますから、ボケ防止にはちょうどいいかもしれません。
問題は、日が経って自分が1ミリでも技術的に成長するとさらに新しい課題が見えてくることです。昔から芸事には終わりがないというのはこういう事で、自分の成長とともにどんどん課題が見えてくるという意味だと思います。成長しないと見えてこないという点がミソなんでしょうね。だから精進を続けて果てしない上を目指していく。ビデオ屋の境地ですね。
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