凄いね、人は死刑宣告を受けて生まれてくる。刑の執行猶予は100年。執行猶予期間中は社会のルールを守って生きるように。破れば刑が執行されます。FFビデオ制作

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右手の東京地方裁判所には高校生の団体が傍聴に来ていて、満席で入れない法廷が続出。

しかし、高校生に現物の刑事裁判を傍聴させるなんてとてもいい社会勉強ですね。修学旅行で都内観光旅行するより、2日程度かけて東京地方裁判所の刑事事件を傍聴して、検察官の公開法廷での厳しい吊るしあげの実態を見た方が観光よりははるかに有意義でしょう。

法律を犯して逮捕起訴されたら本人も両親も公開の法廷でとことん吊るしあげられるということを生で見れば、万引きや交通違反も一切できなくなりますからね。公開法廷の吊るしあげは、犯罪者を罰するという意味もあるらしく、検察官は腸を引き出すように問い詰めます。これでもかこれでもかと厳しく問い詰め、悪意を持って犯行に及んだ、求刑は懲役2年と言うのですから、高校生はビビりますね。ドラマとは迫力が違います。

また、モームスの吉澤被告の裁判では3000人が傍聴整理券に並んだといいます。判決は170人が並んだそうです。

酒気帯び運転でひき逃げをしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の罪に問われた元「モーニング娘。」メンバーで現在は芸能界を引退した吉澤ひとみ被告(33)の裁判で東京地裁(佐藤卓生裁判官)は30日、同被告に「懲役2年、執行猶予5年」の有罪判決を言い渡した。

 量刑の理由について佐藤裁判官は「被告人は酒気帯び運転、過失運転致傷、救護義務違反、報告義務違反という、そのいずれか1つを犯しただけでも重い責任を問われる罪を犯している。被告人の責任は相当に重い」と厳しく指摘。

 その上で、被害者との示談成立や、夫が出廷し、妻の監督を約束したこと、被告本人が深く反省している様子なども考慮され「深く反省する時間が必要」(佐藤裁判官)と、最長の5年という執行猶予付きの有罪判決に至ったことを説明した。同裁判官は「過ちを繰り返さないように、この5年の間に自覚を持ってもらいたい。執行猶予期間を過ぎてもこのようなことがないように」と諭され、吉澤被告も小さく「はい」と返事をした。

 

執行猶予5年は長いですね。しかし、執行猶予と言うのはとてもよい制度なのです。本人が違法行為をしない期間と出来ますし、刑務所の部屋代、食事代など経費がかかりません。だから、初犯には執行猶予が付きます。大体量刑に合わせて執行猶予期間を調整すればいいことになります。国民の税金を使わずに本人の更生を促し、本人も生活のために働けます。

執行猶予をうまく運用することで、刑務所の経費を節減していると思います。皆懲役にしていたら刑務所がいくらあっても足りませんし、管理する刑務官も要りますし、食事代もばかになりません。

そう考えていたら、人間は生まれる時に死刑判決を言い渡され執行猶予100年が付いているのと同じだと気がついたわけです。大金持ちも必ず死にますからみんな平等に死刑が執行されます。

そこで、執行猶予期間と言うのはこの間に犯罪を犯す、有罪になると執行猶予が解除されて死刑が執行される制度です。長く生きてきてつらつら考えてみるに、「おおちゃく」な人物、学生時代や20歳代のヤンチャは社会に出たり30歳代になると普通はまともな人に変わります。成長して落ち着いてきます。

しかし、中にはいくつになっても「おおちゃく」を止めない人がいます。危ない行動をとる。違法行為に近いことをする。ばれなければいいと思って悪さをする。無茶をする。ヤンチャをする。そのような人は大体若くして執行猶予が解除されて刑を執行されているなと感じます。

ヤンチャはいいけれども一定の年齢になればヤンチャを止めないと刑の執行猶予が解除されているのかもしれません。身の回りを見渡すと思い当たりませんか?

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