松の木はとても粘り強いとは聞いていましたが、実際に伐採してみるとその強さが身に沁みました。家を建てるときに天井裏の力のかかるところは松の木を使いますがその意味がよく分かります。その粘り強さは尋常ではありません。松の芯は実際の太さの半分程度が残っていた感じです。
立ち枯れている松の木は何本もありますので、順次倒していく予定です。ある日突然倒れても困りますから。
この松は傾きとは逆の方向に倒しました。
ロープを5メートルくらいのところにかけて反対側にチリホールで引っ張りましたが、松が粘りく良くてなかなか倒れず、チエンソーで更に切り込んでやっとロープで引き倒せました。
木の伐採方法は幾つもありますが、最も安全な方法を選ぶこととしています。だって急斜面の足場の中、一人親方で大木倒すのですから危険な方法は取れません。
松の粘り強さを実感できたこと良かったと思います。他にも松の大木が立ち枯れているのですが、5年くらいたっても倒れませんから時機を見て倒すことに。枝が張ったまま大木を倒すには倒れる場所を作らないとかかり木になります。かかり木になると更に危険なので倒れる場所の雑木を伐採してからになります。
山の斜面の大木伐採はとても危険な作業で、単車でぶっ飛ばすのとよく似た危険性を感じます。どちらも一つ間違えば命を取られるということです。だから集中して作業するところに快感があります。バイクと同じでしょ。
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