映画制作手法で作る成人式前撮り無事終了

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凄いね、映画制作手法で撮る成人式前撮り無事終了。FFビデオ制作

映画もスチルも撮影は時間との闘いですね。タイムキーパーがいないと予定のカットを時間通りに撮影することは難しいです。少しのトラブルも原因を考える時間がありません。予備機材に交換。どうしても準備に時間を取られますし、自然な笑顔を求めてテイクを重ねます。

セットした三枚の背景紙毎の撮影カット数は決まっていますが、ご家族にもモニター見せて進めると、これは凄くいいと言われ...ると少しポージング変えてもうワンカット撮りますね。だから時間がなくなる。 ご家族はモニター見てスタジオ照明だとこんなに美しく撮れるのかと今度はスマホ出して撮影。

そして、被写体はポージング次第で美しく写ることも分かってきます。小道具も大切。今回は日舞の和傘を使用。

映画制作手法はスチル撮影もリハーサルをキチンとこなします。大規模オンラインシステムの切り替えと同じでリハーサルなしでは複雑な本番処理などできません。リハーサルの大切さは身に染みついています。
リハーサル撮影映像を見て課題を抽出、そして課題一覧表にして対策を行います。映画や大規模コンピュータシステム切り替えと同じです。
今回は和服のポートレートですから、ピントをキチンと合わせます。しかし、レンズ毎にピント合わせの拡大映像の品質は大きな差があります。

手持ちレンズを色々試して結局単焦点のEF85ミリ、f1.8を使用。抜けがよくピントドンピシャ。仕上がりはお客さんのお好みに合わせて立ち会いRAW現像します。

安くて抜けの良いレンズを探さないと。Canonのフルサイズ『L』レンズは高額過ぎて元とるのが大変。趣味なら予算無制限で良いのですが仕事だと採算性が優先します。
スチル作品の品質はレンズに左右されます。おまけに一度抜けの良いレンズ使うともう戻れません。困ったものです。Canon等レンズメーカーの売上が増えるはずです。
 
三重スタジオのスチル写真撮影はモニターを使用して一枚ずつピントを合わせます。だからくっきりした映像になります。モニターは付き添いの方にも見ていただけます。そして、胸を張ってとか、その姿勢で頑張れ、今の笑顔がいいなどと被写体に向かって親しい声がかかります。これはビデオと同じでモニターで撮影映像を直接大きな画面で確認することで品質がワンランク上がります。
 
映画制作手法によるスチル撮影のご予約は、必ずリハーサルがありますからスケジュールに余裕を持ってお申し込みください。本番品質確保の観点からリハーサルなしの撮影は致しませんので悪しからず。
その代わりご希望の写真コンテ(見本写真)に近い写真が撮れるように最善を尽くします。また、RAW現像した撮影データもお渡しします。

お急ぎの場合は携帯080-7825-0718まで