「ボーン・レガシー」 監督 トニー・ギルロイ  ジェレミー・レナー  レイチェル・ワイズ  FFビデオ制作

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ボーンレガシィ1枠.jpg暗殺者ジェイソン・ボーンと彼をめぐる陰謀を、壮大なスケールで描いた『ボーン』シリーズの裏で進行していたストーリーを描くアクション大作。前3作と同じ世界と時系列を舞台に、ジェイソン・ボーンとは別の暗殺者アーロン・クロスが繰り広げる戦いを活写する。『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーが暗殺者アーロンにふんし、体を張った見せ場を次々と披露。

CIAの極秘プログラム“トレッドストーン計画”によって生み出された最強の暗殺者、ジェイソン・ボーンが、ロンドンで新聞記者に接触しようとしていた頃。ボーンと内部調査局のパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)の告発によって計画が明るみに出ることを恐れたCIA本部では、国家調査研究所のリック・バイヤー(エドワード・ノートン)が証拠隠滅のために全プログラムの抹消を命じる。

このストーリーは結構現実性を感じます。会社でも不都合が起きると方針転換しますよね。そして不都合なことはなかったことにすべく、全てをシュレッダーに。これが政府機関だというだけで、機密諜報機関であればこうなるということでしょうね。働いている人たちは普段の仕事の延長で殺人や誘拐や爆破をやっていますが、普段からそんな仕事をしていると考えたらそんなものかもしれません。

 

彼の体調を管理しているステリシン・モルランタ社では、突然、職員が銃を乱射。居合わせたマルタ・シェアリング博士(レイチェル・ワイズ)は九死に一生を得るが、研究所で行なっていたことに事件の原因があると知っていた彼女に、再び危機が迫る。その窮地を救ったのはアーロン。薬を求めてマルタのところへやってきた彼は、薬はすでに服用が中止され、プログラム従事者の体には半永久的な効果を持つ活性ウイルスが培養されていることを聞き、彼女とともにウイルスを製造しているマニラへ向かう。

戦争を目的にした人体実験は大東亜戦争当時から各国で実際に行われていたことであり、実際に今も秘密裏に行われている可能性はあると思わせます。ただ、人間のどの機能を引き上げるのか、どの機能を無くすのかは分かりません。

 

バイヤーは精鋭の人間兵器“ラークス計画”の作戦員をタイのバンコクから送り込む。路地の入り組んだマニラのスラム街で、究極の暗殺者たちによるチェイスが始まる。

これは映画の見せどころで迫力ある映像で片時も目が離せません。人間兵器をテーマにした映画はたくさん作られていますが、やはりどこかにヒントを得ているのだと思います。オリンピック選手は特定の身体機能に特化して伸ばしたものですし、ドーピングの薬物はそれ機能をさらに引き出す効果があります。

本当に伝えたいことというと、諜報機関の活動の一端を映画で見せることで、このようなこともできるということを伝えているのかもしれません。また、戦闘能力を極限まで高めるとしぶとく生き延びることができるということを伝えているのかもしれません。言い換えれば、極限まで高めた一芸を持てば生き延びると言えるのかもしれません。私たちも一芸を磨かなくては。

楽しめる映画でした。

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