「ローレライ」 監督  樋口真嗣  キャスト 役所広司 妻夫木聡、 FFビデオ制作

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ローレライ1のコピー枠.jpg

N式潜に搭載された戦闘海域の海底地形や船隊配置図を立体的に視覚化出来る超高感度水中探索装置“ローレライ・システム”が、ナチスに人種改良された日系ドイツ人少女・パウラの能力によるものだったことが判明し、艦内に不穏な空気が流れ始める。そんな矢先、2発目の原爆が長崎に投下されてしまった。そして、それを機に高須を始めとする一部の者たちが、アメリカと取り引きした東京の浅倉の指示の下、ローレライを占拠。日本新生プランを掲げ、アメリカ軍にローレライを供与しろと言い出した。命に背けば、3発目の原爆が東京に落とされてしまう!

初めの方のCGはいまいちでしたが後半はよかったと思います。合成の場合はどうしても少しボケ気味になるようです。境目を隠すた目にはどうしてもぼかさないと。70pxくらいにすると自然に境目はなじみますね。特撮は経験がないのでただただ恐れ入るばかりで、意見を申し上げる立場にはありません。

劇画だから人種改良された超能力少女でしょうが、今までにない発想でした。東京に原爆落とすのを阻止するなんて新しい世界ですよね。

自分は潜水艦は生きて帰れそうにないという恐怖感がありますから苦手で乗れませんが、もし乗れるならやはり最後まで戦う人ですね。目的達成を最優先しますから途中での犠牲はつきもの、現代の若者でも故郷日本や東京を救うためなら命をかけるのが日本人でしょうね。集団で団結して目的を達成する気持ちがあるのかもしれません。このような物語を見ると感情移入してしまいますね。

潜水艦が撃沈されずに終わるのもいいと思います。普通なら華々しく散りますが命を大切にするという考えが出ています。

最後に腕時計を見せておそらく折笠とパウラの子供なのかなと思わせます。愛する国や愛する人のために命をかける、日本の帝都東京を守りぬいて終わるところがいいですね。東京に原爆を落とされたら日本は国の機能を喪失しますから。

現代は無人機で戦争する時代ですから潜水艦も無人になっていくのかもしれません。どうしても乗組員はきつすぎる環境だと思います。

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