曽野綾子さんのエッセイ。悪の存在を伏せる教育の愚。
確かに悪とは何かを教えないと、大人になってからうっかり違法行為をして逮捕されては困ります。悪とは何かを教えることの大切さは同感です。人の世には美点と欠点があるのもその通り。
私が一番印象的だったのは「中国におべっかを使う波に乗らずに大新聞の卑怯さと戦ったのは」のくだり。かなり多数の雑誌社系の週刊誌。
大新聞の中には本社に韓国や中国の新聞社の支局を同居させているところが有り、新聞社の人材は日系韓国人、日系中国人が社の要職を占めていると言う話も有りますから、決して反日新聞ではなく自国の主張をキチンと新聞に反映させているだけかもしれません。彼らは反日とは考えていないからこそ継続して韓国寄り、中国寄りの反日の記事を書けるのだと言う話も有ります。日本人が読むに堪えない反日記事は日本人には書けません。書けるのは日本人ではないからと言われると納得感が有ります。
その新聞を買って読むのは当然在日の人たち、日本人は地方版だけ読む、折り込み広告を見てスーパーの安売り情報を知る。と考えると納得感が有ります。日本人が大新聞の一面、二面をまともに読むと耐えられないですから。
もし、日本人が外国の新聞社にいたらせっせと日本びいきの記事を書くのはごく自然なことと考えるなら、何もおかしい事ではないという意見も有ります。これも一理あります。
雑誌系の週刊誌(週刊新潮、週刊文春、週刊現代など)は新聞社系の偏った記事ではなく、とにかく怖いものなしで売れる煽り記事をどんどん書きます。売れたらいいという視点ですから問題がない訳ではありませんが、新聞社系とは一線を画して日本の有るべき姿を意識した正義の味方の記事も多いと思います。とことんあおって売りまくる日本の雑誌系週刊誌は買う価値のある週刊誌だと言われています。
私が映像の中で新聞を読むシーンが有れば、物語に合わせて新聞を選びますね。新聞のタイトルを見ただけでどんな思想の人が伝わりますから。
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