三重スタジオキッチンでうな重作りました。とても美味しいです。半額だから倍美味しい。
最近は値下げ時間前に行きまして、値段が半額に下げてなかったら店の人に話して下げてもらって買います。売り切れると困りますのでタイミングが難しいのです。
うちは役員会にうな重出せるように器は４個揃えてあります。うなぎより高価な器ですね。でもこれでうなぎの味が引き立ちますから不思議なものです。
今日考えたのは長生きする人は強欲であることに気づいたこと。お袋は９０歳を超えているのにまだ物欲がありまして、新聞の広告持ってきてこれを買えと指示してくるのです金は出すから文句ないだろうと。ろくでもないものなのに懸命で呆れます。新聞広告は年寄りをだますように作られているので困ります。じきにこれはどこが悪いとか、気に入らない理由をまくしたてて、おまえが買ったのが悪いとなるのです。年寄りの面倒を見る、付き合うのがいかに大変なことか身に染みています。
実の親なので仕方ないと思うのですが、他人である女房ならいい加減にしてと切れるでしょうね。それほど老人は大変なのです。子供は自分の手足だと思っていて、生きている間小学生相手のように命令してきます。
でもそれ程の物欲があるからこそ長生きしているのだという気がしました。欲のない人は長生きできないでしょうね。とことん長生きにこだわる人はやはり長生きするようです。
私は親のために自分を犠牲にすることは正しくないという考えです。人は子孫に命を繋いでいくのが仕事ですから親が子のために犠牲になるのは当然で、その逆は生物の進化に反するという意見に賛成です。親のために子供が介護で仕事を止めて経済苦のために最後は自殺するなんて正しいこととは思えません。親が亡くなっても子供は生かして次の世代に命を繋ぐ仕事をするのが生物の基本ですから。人間は遺伝子の乗り物と言われるように、永遠の命を持つ遺伝子を未来につないでいくことが動物本来の仕事と言われています。自分も子供には迷惑をかけないでピンピンコロリを目指して長生きします。
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